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一緒にいるときに、体感温度は上がるのか下がるのか、次のような結果となっている。熟年夫婦では「下がることが多い」(32.0%)は3割強を占めており、「上がることが多い」(68.0%)が7割弱にとどまっている。一方、新米夫婦は熟年夫婦以上に「下がることが多い」(10.0%)はごくわずかで、「上がることが多い」(90.0%)が多い。新米夫婦は「もう、勝手に上がってなさい」と言うしかないが、熟年夫婦の3割が下がるというのは多いのか少ないのか、よくわからない。
この体感温度が下がる理由は、女性の場合、“悪い気分”によるものが多いようで、次のようなものである。
・何かと腹が立つ
・嫌な面が目に付く
・ストレスがたまる
・気を遣って疲れる
・自分の自由な時間が減る
これを男女別に見ると、やはりコワイものがある。熟年夫婦の男女別では、「下がることが多い」が男性の24.0%に対し、女性は40.0%と多い。新米夫婦、熟年夫婦ともに女性を上回って、男性の方が「上がることが多い」が多い。新米夫婦ではほとんど差がないのに、熟年夫婦では女性の方が男性より体感温度が「下がることが多い」と感じているのである。すなわち、熟年夫婦の妻は夫といると「寒い」、と感じる人が意外と多いらしい。
この調査の「おわりに」に、こんなことが書かれています。人間の温度感覚である「体感温度」は、本来、心理的状態だけでなく、放射量・風速・湿度・気温の値や変化の影響などを受けます。しかし心理的な状態だけでも、これだけ体感温度が左右されることから、人間が感じる快適性は、物理的な要因だけでは測れないものであることが、今回の調査で改めて明らかになったといえます。
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