テレクラの特徴とシステム

テレクラとは電話を介して女性との出会い・会話を斡旋する店のことで、テレホンクラブの略。テレクラは1985年の風俗営業法改正後に注目され、新宿で第一号店が誕生している。その後、プリペイドカードを使った『ツーショット・カード』や店舗に出向く必要のないQ2回線を使用した『ツーショット・ダイヤル』の出現により減少。更にインターネットの出会い系サイトによる影響で激減。2002年の風俗営業法で、テレクラ利用者全てに18歳以上であることを証明する身分証明書の提出が義務付けられ、テレクラは壊滅との見方もあった。

でも、テレクラは出会い系サイトがメールなど文字のやりとりが中心なのに対し、直接相手の声を聞くことができ、性格など把握しやすい点から、出会い系サイトに流れた客が戻る現象が起きている。これにより、現在もテレクラは数は少ないものの、各地に残っている。

テレクラのシステムだが、まず男性は個室に移されて女性からかかってくる電話を待機し、利用時間に伴う料金を支払う。女性は駅前などで配られるティッシュや雑誌広告に書かれたテレクラ店舗の電話番号に電話する。

この女性がかけた電話を男性が受け取るまでのシステムには2種類ある。ひとつはテレクラ店側がかかってきた電話を順番に部屋に回すというもので、現在、ほとんどのテレクラがこちらを使っている。もうひとつは女性がかけた電話の呼び出し音が、待機している男性の全部屋の電話機から流れるもので、早く受話器を取ったものだけが女性と話せることから技術を要する。

また、男性の需要に対し、一般女性からの電話が少ないテレクラの中には、店が雇った女性に一般女性のフリをさせ、会話をさせる場合もあり、こういった女性を『さくら』と呼ぶ。女性と電話が繋がってからの会話内容は自由で、声だけによる性的交渉を目的とする者や、外で待ち合わせをして会う者もいる。

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