ピル服用中の避妊効果について

ビルが本当に効いているのか確かめることができないので、不安に思われることもあるでしょう。ピルはコンドームなどと違って、避妊効果が得られていることが実感できません。しかし、ピルを飲んでいれば、排卵が起きませんからほぼ完璧に避妊できています。嘔吐・下痢や飲み忘れなどがなかったとして、ピルによる避妊効果が得られているケースについて以下にまとめまとめました。

■中用量ピルについて
中用量ピルについては、避妊効果の十分な臨床試験が行われているわけではありません。具体的にいうとこのページで2週間とあるところを1週間と読み替えるようにして下さい。中用量ピルの強い避妊効果を過信する考えもあるようですが、慎重に対処するようにしましょう。

■流産の直後からピルの服用を開始した場合
人工流産あるいは自然流産の場合、その日を生理1日目と数えます。従って、人工流産あるいは自然流産のあったその日からピルの服用を開始した場合には、その日から避妊効果が得られます。

■生理初日にピルを飲み始めた場合
ピルを始めて飲む際の飲み始めの日が生理1日目であれば、その日から避妊効果が得られます。
生理1日目というのは、24時間以内とお考え下さい。例えば、夕方に生理が始まり次の日の朝から服用を始めた場合、日付は変わっていますが生理初日と考えてかまいません。

■ピルの服用開始から2週間が経過している場合
服用開始1シート目の避妊効果開始時期については、1週間後とする考えがあり、日本の説明書では7日間経過すれば避妊効果が得られるとしています。一方、服用第1周期については避妊効果が安定しないとする考えもあります。このような考えから、1シート目を飲み終わるまで他の避妊法を併用するように書いた物もあります。確かに、ピル服用中の避妊失敗は第1シート服用中に多くなっています。避妊効果が現れる時期について、1週間から1ヶ月まで幅があるわけですが、私は2週間経てば大丈夫と考えています。説明書には1週間とありますが、2週間後から避妊効果が現れると考えることにしましょう。
なお、サンデーピルなどの場合、偶々生理が日曜日に始まらない限り服用開始は生理第1日になりません。服用開始が生理第1日でなかった場合でも、2週間経てば避妊効果が得られています。
これは人工流産あるいは自然流産後何日か経って服用を開始したケースについても当てはまります。

■36時間以上の間隔が空くことなく、ピルを飲み忘れた際の服用法に従った場合
服用時間は一定であることが望ましいことは、いうまでもありません。許容されるズレの範囲は12時間までと考えて下さい。しかし、多少のズレがあっても避妊効果に影響はありません。12時間以内に飲み忘れに気づいた場合は、避妊効果に影響はありません。

■7日間の休薬期間中の場合
7日間の休薬期間中(偽薬服用中)も避妊効果は持続します。ただし、これはピル服用中止後7日間避妊効果が持続するということではありません。休薬期間が終わって次のシートを飲み始める場合には、休薬期間中(偽薬服用中)も避妊効果は持続しているということです。

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