大人にきびは、思春期にきびよりも治療が難しく、悪化しやすいにきびです。大人にきびが、炎症や化膿して、にきび跡の凸凹が残ってしまってからでは、皮膚科の治療でも完治させることが難しいケースも出てきます。
皮膚科でのにきび治療は、主に、にきび治療薬やケミカルピーリング、レーザー治療などが行われています。その中でも、ケミカルピーリングはにきび治療として一般的に行われている治療です。
■ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、グリコール酸、サリチル酸などの酸性のピーリング剤を皮膚に塗って、古い角質を剥がし、毛穴に詰まった皮脂や汚れ、角質をきれいに取り除き、肌のターンオーバーを促す比較的安全性の高い、大人にきび治療です。
また、にきび以外でも、シミやシワ毛穴の開き等の肌のトラブルに効果的な治療です。
■レーザー治療
レーザー治療は大人にきびの炎症を押さえたり、にきびの原因であるアクネ菌を殺菌する効果が高い治療です。
施術方法は、にきびが出来ている患部にレーザー光線を投射するだけで、皮膚の他の組織にはダメージを与えない、比較的安全なにきび治療といえます。 特に、白にきびや黒にきび等の、炎症する前の大人にきびや、赤にきびや黄にきび等の炎症を沈静させる効果があります。
医療レーザー治療といっても、様々な機種があり、患部の症状によって使い分ける必要がありますが、主ににきびの炎症のもととなる原因菌に働きかけ、殺菌する作用を持つレーザー光線を当てるだけの治療法です。
このレーザー治療は内服剤のような副作用はなく安全なにきび治療ですが、経験豊富な専門医のいる皮膚科選びが大切になってきます。
大人にきびが炎症を起こしたり、最悪な状況になってしまったりしている場合は、市販のにきび治療薬や自己流のにきびケアは、出来るだけ避けて、早めに皮膚科で治療することをお勧めします。大人にきびは痕を残してしまうことが多いので、にきびの状態にあった塗り薬や治療方法が必要になります。