おりものにはどんな働きがあるのでしょうか?

おりものとは「帯下」とも言い、腟や子宮からの分泌物が腟外に流れ出してくるものの総称です。おりものって、何かの役に立っているの?そう感じている女性は多いのではないでしょうか。ここでは、おりものの役割について説明します。

■正常なおりものの働き
おりものは女性の生殖器官の各部分から分泌した粘液と、そこから溢れ出た物が混合してできたもので、生理的にみて分泌物は膣を長期間潤しているのです。

①膣が白色の粘液を分泌すると、それは酸性ということを示している。膣は乳酸菌によって守られているので、普段から乳酸菌を多くとるようにすると膣の健康にも役立つ。

②卵の白身のような乳白色の分泌液もあるが、その液体の多くが子宮頸口腺が体から出るもので、例えば女性ホルモンのような卵巣ホルモンの影響を受け、排卵時には量 や粘度が増え、精子の通過を助ける。

③子宮内膜が分泌したり膣の粘膜からにじみ出ることにより、月経前後には子宮が透明な粘液を分泌する。

④パスツール腺が膣の前庭にあり、主に性交の準備をするため、「愛液」とよばれる液を分泌し、膣を潤滑にする役目がある。

■異常なおりものの働き
おりもののもうひとつの重要な役割は、からだの異常、とくに婦人科系の病気を知らせることです。子宮や腟などに異常が起こると、おりものの色、量、匂いなどに変化がみられます。

おりものの変化は、病気を疑うことだけではなく、健康のバロメーターとしての役目でもあるのです。水っぽくて白い、さらさらしていて量が多いといった場合は、胃腸が弱り、体がむくんでいる結果です。

おりものに血が混じったり、黄色や黄緑色、茶褐色などになったり、急に量が増えたり、悪臭がしたりする場合には、さまざまな病気との関連が考えられるので、早めに受診してください。

filed under: おりもの


関連記事